東京Jazz 2006 (9/3 sun. Night Session) [music]
東京国際フォーラムで行われた東京Jazzの2日目（9/3）夜の部に行ってきました。（過去の関連記事→スペシャル・ゲストは、トロンハイム・ジャズオーケストラでしたね）
後で知ったのですが、2日目の模様はNHK FMでライブ放送していたようです（関連記事）。ラジオ通して、半日、この日の演奏を聴いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回、予想以上に良かったのが、夜の部の２番目に登場した、チック・コリア(p)、上原ひろみ(p) によるデュエット、「チック・コリア meets 上原ひろみ」。とても素晴らしい共演でした。時折、ステージ後ろの大きいディスプレイに映し出される二人の表情から、二人がインプロビゼーション（即興）によるインタープレイを楽しんでいる様子が伝わってきました。二人の演奏は、とてもスリリングで緊張感あふれるものなんだけど、どこか癒されるような、そんな感じの演奏で、聴いていて本当に心地良かったです。ピアノのデュエットは良い！
上原ひろみさんの演奏は初めて聴きましたが、この共演がとても良かったので、彼女のトリオも聴きたいと思いました。秋にツアーがあるようなので、観に行こうかと思ってます。
後は、今回のステージでの他の出演バンドのこと、アンコールのこと等々。書きたいことは山ほどありますが、余裕があれば、徐々に当blogにアップしていきたいと思っています。あくまでも余裕があればの話です、、、
＜大使的「東京Jazz」 番外編＞
「チック・コリア meets 上原ひろみ」で、インプロビゼーションによる演奏を数曲やった後、３曲目だったかな、チックのオリジナルであるHumpty Dumpty を演奏し始めた時は、思わず笑ってしまった。というのは、始まる前、今回一緒に行った知人に「最近のチックは太っちゃって、Humpty Dumptyになっちゃったな」などと冗談を言っていたからだ。本人に聞こえたのだろうか？（笑）
（なお、Humpty Dumpty という曲名の由来は、昔、彼が太っていたことから来ているという話もある）
ちなみに、僕が初めて、このHumpty Dumptyという曲を聴いたとき、アコースティック・バンドのライブCD『ラウンド・ミッドナイト』だったのだが、曲のテンポも早く、メロディーラインが複雑だった（当時高校生の僕の耳にはそう聴こえた）ので、メロディーラインを追うことが出来なかった。
デイヴ・ウエックルのドラム・ソロがカッコイイので（デイヴ・ウエックルが聴きたくてCDを買ったようなものです）、何度も聴いているうちに、最終的には、自然とメロディーラインを追えるようになった（というより、覚えてしまったと言った方が正確かも）、という個人的にも思い入れがある曲です。
続く、、、予定（笑）
【東京Jazz 9/3 sun. プログラム】 ENCOUNTERS
・マーカス・ミラー & スペシャルゲスト フランク・マッコム
マーカス・ミラー(b)、フランク・マッコム(vo,key)、キース・アンダーソン(sax)、
プージー・ベル(ds)、グレゴリー・マレット(hca)、ボビー・スパークス(key)、
パッチェス・スチュワート(tp)
・チック・コリア meets 上原ひろみ
チック・コリア(p)、上原ひろみ(p)
・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ by ハンク・ジョーンズ
スペシャルゲスト 渡辺貞夫（with ジョン・パティトゥッチ and オマー・ハキム）
ハンク・ジョーンズ(p)、渡辺貞夫(sax)、ジョン・パティトゥッチ(b)、
オマー・ハキム(ds)
- アーティスト: チック・コリア, エディ・ゴメス, ジョー・ファレル, スティーブ・ガッド, ゲイル・モラン
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2005/03/30
- メディア: CD
- アーティスト: チック・コリア・アコースティック・バンド
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2006/08/16
- メディア: CD
- アーティスト: 上原ひろみ, トニー・グレイ, マーティン・ヴァリホラ
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2005/12/27
- メディア: CD
stop-rokkasho.org
六ヶ所村ラプソディー
大使様。
コメントありがとうございます。
映画『六ヶ所村ラプソディー』の記事は、とっても興味を惹かれました。
私の知り合いが「人間なんて地球の寄生虫のようなものだ。」と口癖のように言っている人がいるのですが、私も寄生虫だったら、出来るだけ地球を蝕まずに生きて行きたいものです。
また遊びに来ます。
by みむー (2006-10-07 15:23)
みむーさま、いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
人間はもっと謙虚になるべきだと思います。人間は、地球規模で考えれば、構成員の一部に過ぎませんから。
ツケは、必ず人間自らの元に戻ってきます。
by 大使 (2006-10-09 10:38)