ユンディ・リ ピアノ・リサイタル [music]
先週の11日の金曜日にピアニストのユンディ・リのピアノ・リサイタルを聴きにサントリーホールに行ってきました。
前半のプログラムは、本人の希望で変更されてました。
プログラム
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K330
ショパン:4つのマズルカop.33
ショパン:夜想曲第2番op.9-2
シューマン/リスト:献呈
ショパン:アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ
* * *
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
ユンディ・リの演奏を生で聴くのは初めてですが、彼の演奏は流れるような感じで、聴いていてとても心地よいです。
ライブなので当たり前ですが、テレビで聴くのとはピアノの響きが全然違います。
ノクターン(夜想曲)No.2は官能的で、シューマン/リストの献呈は初めて聴いた曲でしたが、良い曲でした。
アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズも凄く良かった。難曲をさらりと弾いているように聴かせるのは流石ですね。
後半は、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」で、ユンディ・リがこの曲をどのように演奏するか楽しみにしていました。ライブで聴くのも初めてです。
この曲は、ムソルグスキーが友人の画家ガルトマンの遺作展から、インスピレーションを受けて作曲された曲です。
ラベルが編曲したオーケストラ・バージョンが有名ですが、原曲のピアノ・バージョンも味があって良いです(難曲!)。
ユンディ・リの演奏は、繊細かつ豪快!って感じで、久々にクラシックのコンサートで興奮しました。
それにしても、バーバ・ヤーガからキエフの大門に移るところは、いつ聴いてもドラマチック!
- アーティスト: ユンディ・リ, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, 小澤征爾, プロコフィエフ, ラヴェル
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
- 発売日: 2007/08/29
- メディア: CD
ご無沙汰しています。
ユンディ・リをお聴きになったのですね。
僕はデビューCDを聴いただけですが、すばらしいピアニストがまた出てきたなと注目しています。
シューマンの<献呈>は元々は歌曲で、若い頃、スゼーのバリトンのレコードでよく聴いた曲ですね。
リストの編曲があるとは知りませんでした。
本年もよろしくお願いします。
by 髭彦 (2008-01-20 10:15)
髭彦さん、コメントありがとうございます。
ユンディ・リの演奏を今までなかなか聴くことが出来なかったので、聴けて良かったです。
彼の美しい音色は魅力的ですね。
展覧会の絵は、繊細ながらも迫力があって良かったです。
今度はコンチェルトを生で聴いてみたいですね。
こちらこそ、今年もよろしくお願い致します。
by 大使 (2008-01-21 19:38)