政府、北朝鮮在住遺族の入国を拒否 制裁措置の一環 [news]
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政府、北朝鮮在住遺族の入国を拒否 制裁措置の一環 asahi.com 2006年07月24日20時10分
戦時中に日本によって動員され死亡した朝鮮半島出身者の遺骨返還をめぐる問題で、政府は24日、北朝鮮在住の遺族3人と同行者2人の入国拒否を決め、関係者に通知した。予定では遺族らは27日に来日し、朝鮮人遺骨問題に取り組む市民団体が国内各地で開く交流行事に、韓国人遺族とともに出席する計画だった。入国拒否は北朝鮮のミサイル発射に対する制裁措置の影響とみられる。ミサイル問題は日韓政府レベルの遺骨調査にも影を落としている。
北朝鮮が日本に対してしていること(つまり、拉致被害の究明における不誠実な対応)と大差ないことを日本政府はしているとは言えないだろうか。
遺族のうち2人は、東京・目黒の祐天寺に遺骨が保管されている朝鮮人元軍属の息子で、ともに平壌在住の元公務員。
金勇虎(キム・ヨンホ)さん(68)の父金龍均(キム・リョンギョン)さんは旧日本海軍に徴用され、43年9月に南太平洋で戦死した。金元鏡(キム・ウォン・ギョン)さん(65)の父金正表(キム・ジョンピョ)さんは旧日本陸軍に徴用され、44年12月に現在のインドネシアで戦病死したとされる。勇虎さんと元鏡さんは6月、訪朝した朝日新聞記者ら日本メディアの取材に「日本から遺骨を持ち帰り、父の帰りを待ちながら亡くなった母の墓に納めたい」と語っていた。
こんなことをしているようでは、いつまでたっても日本は信頼される国にはならないだろう。
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